あり得ません。筋肉は収縮しか起こりませんし、私たちが学ぶ医学書にもそう書かれています。しかし、人の痛みや不調を改善するのは人体の状況を把握し原因と繋がりを見つけ改善できる術をみにつる必要があり、とても難しいです。ですから、技術のない人たちが出来る事は揉む事だけです。揉まれるとそこに一時的に酸素が集まり気持ちいいなど楽になった感じがします。しかし、現実は筋肉に刺激を入れその部位だけでなく他の部位にまで影響を与えています。当院にも、手の痛みをおこし他院で7か月マッサージを受け腫れがひどく出現し悪化された方がおります。最終的に両手のしびれが出だして当院に通われものの数日で痛みからは解放されました。 

嘘ではないかもしれませんが殆どの施術者は骨格を見れてないので悪化させてます。そして、戻しても骨格や骨格筋が問題ではないので一瞬で崩れます。それは、骨格を正しくみれている施術者は理解しているはずです。国からもバキバキ整体に関しては指導が入っております。 カイロなど２人１組のバキバキ整体で悪化されて来られる方も多いです、これは目立つ施術を餌に高額なチケットを売りつける為のパフォーマンスでしかないです。骨格を戻す＝治療と誤解させるような治療院・整体院が多いですが、これは治療にはなりません。

当院でも、一瞬で身体バランスが変化され驚かれる方が凄く多いのですが「骨格が変化しただけでこれは治療ではありません。」とお伝えしております。

https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1a.html

本やメディアでも筋膜リリースや可動域訓練、筋トレなど骨格筋に注目されています。病院のリハビリなどでも推奨されています。結論だけ先に言いますと筋トレやストレッチでは痛みは改善しないです。しかし、自分の身体を維持するための最低限の筋力は必要ですし、筋肉が付着している関節の問題を解消するために運動が必要な事はあります。

　この筋肉の損傷と関節の問題は、同一視されている状況が多々に見受けられます。それは、痛みを訴える箇所が似ていてたりして熟練の先生がたでも区別できないからです。MRI画像でも微細損傷などでは判断できません。なので、一部の人はこの状況が混同され改善したという声があがる事があります。ですが、そういう人たちの多くは日常生活内で改善するような場合も多く、とても幸運な人たちだと思います。

　殆どの方は、根本の原因が放置され更には筋肉や関節が損傷している状態で、運動やトレーニングを行い逆に悪化されています。よく凍結肩や腱板損傷で他院に治療をうけられ半年以上通われても改善の見通しもたたず当院に来られる方もいます。できることなら悪化される前に来院されて頂きたいと願っています。